自閉症の息子くんと、いっしょに。(仮)

息子が自閉症&知的障害と診断されて、色々考えることが増えました。家族4人一緒に暮らしながら感じたこと、考えたこと、とりあえず色々残していこうかな、と。

今年も終わり

2016年もあっと言う間に終わり。とりあえずは今年も家族4人、大きな病気も怪我もなく元気で過ごせたことに感謝。デビッド・ボウイにプリンス、ピート・バーンズにBOOM BOOM SATELLITES川島氏、ジョージ・マイケルと、少なからず聴いてきたミュージシャンが沢山亡くなった年でもあったので余計にそう思う。健康大事。

 

息子くんは色んな凸凹があったり一進一退を繰り返しつつ、何だかんだ言って少しずつ成長しているなあ、という感じ。療育には相変わらず週4回通っており、最近はまた、手を繋いで自分の足で歩いて通えるようになってきた。安定してバギーを使わずに移動できるようになったのはやっぱり大きい。移動時のこちらの負担も段違いに減った。時々電車の中でグズってしまうこともあるけど、前に較べたらすごく落ち着いてきた。(ちなみに電車の中でグズるとすかさず周囲のオバちゃん達が次々に「飴ちゃん食べるか?」と声をかけてくれる。大阪ストラットな毎日。)

 

着替えも自分でできることが増えてきた。ズボンを脱ぐのは80%ぐらい、穿くのは50%ぐらい自分でできる感じ。「息子くんズボン脱ぐよー」と声をかけたら何となく理解して体を動かしてくれる。日常生活の色んなシーンで指示が伝わることが増えているのも感じられる。

 

食事は何度かの断食ブームとドカ食いブームを繰り返し、最近は何度目かの大食い野郎である。お前何杯食うねん、というぐらいふりかけご飯を所望されることも。でもおかずは食べない。炭水化物と乳製品でエネルギーの95%を賄っている感じ。大丈夫かこれで。

 

一方で困るのは、最近2、3日に1度のペースで朝方や夜中に飛び起きて叫びだすことで、これは結構しんどい。こちらの寝入りばなに「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」と叫ばれたりするとさすがにこちらもブチ切れそうになる。巷によくある虐待のニュースも、「そんなことするなんて信じられない」ではなくて、そうなってしまう可能性を孕んだ瞬間っていうのはすぐ身近にあるんよな、と改めて認識する。綺麗ごとだけではやっていけないのだ。我が家は幸いにして僕もヨメはんもそこまで追い詰められずにその瞬間をやり過ごせてはいるけれど。

 

そんなこんなで過ごしてきた2016年ももう終わり。大掃除もお片付けもほとんどしてないけど、もういい。無理はしない。できることだけやって淡々と日々を過ごしていけばいい。来年も、家族4人が笑って元気に過ごせますように。それと最後に、今年も1年息子くんのケアの大半をこなしてくれたヨメはんに、改めて、ありがとう。

 

続く。

 

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