自閉症の息子くんと、いっしょに。(仮)

息子が自閉症&知的障害と診断されて、色々考えることが増えました。家族4人一緒に暮らしながら感じたこと、考えたこと、とりあえず色々残していこうかな、と。

支援学校

息子くんが通うかもしれない支援学校に、正式に就学相談に行ってきた。現状、息子くんの進路は支援学校が第一選択肢かな、と考えている。まだ身辺自立も道半ば(トイレは何度かに1回成功する程度、食事は手掴み、着替えもこちらのサポート前提である程度・・・というぐらい)だし、お友達とコミュニケーションを取ることもほとんどなく、「みんなと一緒に過ごす」ことに本人が価値を見出せない状況では、無理に普通学校に通わせても息子くん自身にとってあまり得るものはないのかなあ、と思うのだ。それよりも発達に問題を抱えた子供達に普段から接しているプロの先生が多い環境で、少しでもできることを増やしていった方がいいのかなあ、と。一方で普通学校のメリットは何かなあ・・・加配の先生がついて実質マンツーマンに近くなるのと、娘ちゃんと同じ学校なら行事の日程が同じ、というぐらいか。まあ、一度はこちらも相談に行く予定ではいるけれど、ちょっと現実的ではないような気がしている。

支援学校の窓口の先生は、色々な話を聞いてくれたし、してくれた。息子くんが生まれてからの話、少しづつ成長するなかで「他の子と違うな」と思うようになった経緯。診断を受けて、療育に通う中で、できるようになってきたこと、これからできるようになってほしいこと。支援学校での教育/療育方針や日々の過ごし方。どうしてもマンツーマンで付きっきりにできるほどのスタッフがいないので、ある程度は学校の中のスケジュールだったり、学校で用意できるものの中で我慢してもらわなくてはならないシーンもあること、でも我慢すること、回りの環境に合わせること自体も学びの一つであること。安請け合いするわけでも良いことばかりを言うわけでもなく、障害のある子どもたちにとても真摯に向き合ってくれていることが伺える先生だということが伝わってきて、少し心が軽くなる。まだまだ中身1~2歳の息子くんだけど、ここで少しづつ成長してくれることを祈りながら、支えていくしかないなあ、と思う。 

最終的に進路を決めたら、娘ちゃんにもちゃんと話をしよう。娘ちゃんはちょっと、気を遣いすぎて自分の気持ちを言えなかったり、何となく「忖度」して物わかりの良いことを言いがちなので、ちょっと心配な部分がないでもないのだ。息子くんに障害があることで知らず知らずに我慢させてしまっていること、遠慮させてしまっていることがあるのかなあ、と常日頃思ったりもしているので、これを機会に。

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最近の息子くんはちょっとテンションが全体的に高め。5月ぐらいからずっと、薬が効いたのかたまたまそういう流れだったのか、いい感じに落ち着いて機嫌よく過ごしてくれる日が多かったのだけれど、ここ1、2週間ぐらいはややキレ気味。突然起こりだしたり笑い出したりと、何となく張りつめている感が漂っている。最近になって特別に環境が変わったりしているわけでもないんだけどなー。とりあえず一時期やらなくなっていた「雑誌・絵本のぶちまけブーム」が再来してしまったのが辛いなー。

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さて、そんなこんなで夏もほぼ終わり。今年は何ができたかなー。家族旅行(海水浴と水族館)、ひらパーの流れるプール。近所の神社の夏祭りとお神輿。ビルの隙間から見た天神祭の打ち上げ花火と、家の玄関前でちんまり楽しんだ線香花火。毎年恒例のものばかりだけど、それなりに楽しめたかな。暑いの好きだから酷暑も気にならんかったし。

 

続く。

 

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