自閉症の息子くんと、いっしょに。(仮)

息子が自閉症&知的障害と診断されて、色々考えることが増えました。家族4人一緒に暮らしながら感じたこと、考えたこと、とりあえず色々残していこうかな、と。

近況(5月のまとめ)

気がついたら5月も終わり。新しい年度に入って1/6が過ぎてしまった。

相変わらず今年度の売り上げ目標の目途が全く立たず、

名ばかり管理職のお父さんはすっかり青色吐息の毎日でござる。

しかし日々は容赦なく逃げていくのだ。ああ光陰矢のごとし。

 

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さてそんな毎日であるけれど、先週は割と息子くんに向き合う時間が多く取れた。

娘ちゃんがアデノウイルス?か何かに罹って丸々一週間幼稚園を休む羽目になり、

同時にヨメはんも元からの持病がちょっと不安定になったため、

母娘がそれぞれ何度か通院することになってしまい、

代わって療育に連れて行ったり在宅で仕事しつつ息子くんと一緒に過ごしたりと、

ちょっと家族のフォローに割く時間を増やしていたのです。

こんな時は、零細であるが故に出退勤時間や在宅仕事への切り替えが

比較的柔軟に対応できる勤め先のルーズさにちょっと感謝。ほんのちょっとだけど。

 

息子くんの偏食は相変わらず。でもちょっとはマシになりつつある。

とりあえず麺類のヒット率は少し戻してきた。

マカロニと冷やし中華と焼きそばのどれかを出せば、大体は食べてくれる。

だけど具は食べない。頑として食べない。むー。どうしたら良いのか。

ご飯はほぼ食べない。おかずもまあ食べない。

以前好きだった揚げ物も、フライドポテト以外は食べない。

さすがに栄養の偏りが気になるところだけれど、

押さえつけて口に押し込むわけにもいかないし・・・うーん。

この1ヵ月ほど劇的に食べる量が減ったせいか、

幼稚園や療育のお母さん方に大好評だったぷにぷに感満載のほっぺたも、

少々シュッとしてしまってちょっと残念である。

 

意思疎通や普段の生活習慣については、相変わらず一進一退。

音声での呼びかけについては、できることが安定してきた感じがある。

お風呂に入る時やお出かけの時。寝室に行く時。オムツを変える時。

「お風呂やでー」「出かけるでー」「寝るでー」「オムツ代えるよゴロンしてー」

このへんの呼び掛けには、だいたい応じることができるようになってきた。

机の上とか棚の上に上って遊び始めた時にも、

「はい息子くん降りるよー」と言えばだいたい諦めて降りるようになった。

でも毎日飽きもせず同じようにおもちゃや荷物をぶちまけては部屋を散らかし、

破壊活動にも余念がない。

お父さんもお母さんも既に部屋を片付けることを諦めてしまったので、

正直リビングはかなりの惨状である。誰も呼べない。

 

療育での様子もあまり変わらない。

今年同じクラスになった子たちは、挨拶の時やお歌の時に座って先生の方を見たり、

何かのテーマで遊ぶ時に比較的状況に応じた行動ができるのだけれど、

息子くんはクラスで一番のフリーダムである。

プログラムの進行などお構いなしに走り回る、泣く、笑う、叫ぶ。

時々、以前にはできなかったことができるようになった気がする瞬間はあるけど、

なかなかそれが持続しない。

クラスの中では、一番知的障害の程度は重いのだろうな、という気はする。

 

夜泣き(朝泣き)はだいぶ落ち着いてきた。

ここ2週間ぐらいは変な時間に起きて叫ぶこともない。

起床時間には若干波があるけど、まあ許容範囲内、かな。

 

そんなこんなで日々が過ぎていく。

ブログにも何度も同じようなことを書いているような気がするけれど、

三歩進んで二歩下がったり四歩下がったりの毎日なのだ。

 

続く。