自閉症の息子くんと、いっしょに。(仮)

息子が自閉症&知的障害と診断されて、色々考えることが増えました。家族4人一緒に暮らしながら感じたこと、考えたこと、とりあえず色々残していこうかな、と。

ごあいさつ

先週末のこと。

娘ちゃんをチャリに乗せて買い物に行って帰ってきたところで、

最近ご近所に引っ越してきたばかりのご家族にばったり会った。

若いオサレなご夫婦と、6ヵ月ぐらいの赤ちゃん(ラブリー!!)。

何度かご挨拶に来てくれていたのだけれどタイミングが悪く、

直接お話できていなかったので、改めてのご挨拶。

娘ちゃんにも自己紹介とご挨拶をさせようと促してみたのだけど、

曖昧な笑顔を浮かべるだけで全然言葉が出てこない。

 

娘ちゃんは基本的にかなり内弁慶なのだ。

先日も公園の砂場で遊んでいるところに、居合わせた年下の女の子たちから

「一緒に遊ぼー!」と声をかけられた途端に顔を強張らせてフリーズしてたし。

予期せぬところで見知らぬ人から声をかけられるとちょっとパニックになるようだ。

しゃべり出すと年中さんとは思えない言い回しを多用してくるので、

お友達のお母さん達からは「とてもそうは思えない!」と言われるのだけど、

実はかなり内気で人見知りである。

 

結局ご近所さんはその後もう一度、わざわざ家まで挨拶に来てくれた。

その時にはちゃんと娘ちゃんも自己紹介とご挨拶ができたのでまあ良しとして、

こういう時にちょっと難しいのが息子くんの紹介である。

向こうから「こんにちは!」とか言われても、もちろん挨拶とかはできない。

だからと言って、初対面でいきなり障害のことを説明するのもちょっと難しい。

聞かされた方も反応に困るだろうし。

隠すつもりもないけど説明しにくいという、何となくもやもやした感じである。

 

そんな息子くんではあるけれど、最近またできることが増えた。

息子くんはまだトイレトレーニングができる状況ではないのでオムツ使用なのだけど、

オムツを見せながら「はいオムツ代えるよ、ごろーんして」と言うと、

2~3回に1回は自主的に寝転がってオムツ代えの体制を取ってくれるようになった。

 

少し前から、ご飯とかお風呂とかのタイミングで声掛けをすると

言葉だけで反応して動いてくれることが増えてきていたのだけど、

そのバリエーションがまた一つ増えつつある。

ゆっくりとした成長だけど、やっぱり嬉しいな。

 

続く。