自閉症の息子くんと、いっしょに。(仮)

息子が自閉症&知的障害と診断されて、色々考えることが増えました。家族4人一緒に暮らしながら感じたこと、考えたこと、とりあえず色々残していこうかな、と。

たまには全然関係ない話

たまには息子くんにも娘ちゃんにも全然関係のない話を少し。

先日、移動のために新幹線を利用した時のこと。発車時刻の少し前にホームへ上がると、電光掲示板に「遅れ約5分」の表示。ほどなく流れてきた駅員のアナウンスによれば、車内に急病人が出たため救護活動に少し時間がかかり前の駅を9分ほど遅れて出発しています、とのこと。そこは「10分ぐらい」でええやん、細かいなあ、まあでもそらしゃあないわな、別にここで5分10分遅れたところで致命的に何かマズイことがあるわけでもないしな・・・と思いながら聞き流していると、続けてアナウンスは「お急ぎのところご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません」と謝罪の言葉を繰り返す。ちょっと遅れてやってきた新幹線、乗り込んで移動している間も駅に停まるたびに繰り返す遅延の理由説明とお詫びの言葉。なあ、それ、謝らなあかんことか?JRさん、何か悪いことしたか?なぜ、誰に対して謝ってんの?

僕はどうもこの手の「とりあえず謝っとく」的な思考停止が大の苦手である。それはもう夜の10時を超えてから打合せを設定されるぐらいに苦手である。

運転手が居眠りしたりスマホに夢中になったりして停まるべき駅を通り過ぎてしまったとかなら分かる。それなら謝罪して反省してもらわな困る。だけど公共交通機関を預かる事業者として当然のことをした結果ちょっと運行に遅れが出たからといって、何故、何に対して謝らなくちゃいけないんだろう。これこれの事情で若干遅れてますがご承知おきください、でええやん。乗客の急病も、予測しようのない悪天候や天災も、踏切に車が突っ込んだりホームから誰かが飛び込んだりする事故も・・・正直、運行側には何の責任もないやん?

もちろん僕もアホではない(と思っている)ので何となく想像はつく。きっと到着がちょっと遅れた途端に鬼の首を取ったように駅員に食って掛かるクソクレーマーがたくさん湧いてくるから、とりあえずの予防策として漠然と謝罪の言葉を流しているんだろう。その程度のものと思って聞き流せばいいのかもしれないけど、ホンマにそれでいいのかな?そういう思考停止で、いいのかな?謝るから嵩にかかって調子に乗るんじゃないのか、当然のことをしたなら誇りを持って毅然と対応すれば良いじゃないか、と思ったりするわけなのである。どうにも居心地が悪いのだ、こういうのは。

 

何故、誰に対して謝ってるの?という違和感は今年早々メディアを騒がせていた某人気グループの独立騒動やら某女性タレントとミュージシャンの不倫やらでも同じだった。特に某女性タレントの叩かれ方。あれはないでしょうあれは。

もちろん相手の奥さんやらスポンサーやら事務所やらの関係者には色々と迷惑をかけるわけなので謝らなあかんやろし、場合によっては賠償せなあかんのだろうけれど、何でTVカメラの前で頭下げる必要があるの?お茶の間の皆さんになんて1mmも頭下げる必要ないと思うんだけど。勝手に騒いで飯のタネやら暇つぶしができて喜んでるメディアやらお茶の間の皆さんは逆に感謝せなあかんぐらいでしょう。美味しいネタありがとう、って。

騒動後に某女性タレントが前からのレギュラー番組に出てくるとクレームの電話が局にたくさんかかってきたそうだけど、どの面下げて因縁つけてるのか。TVの中には自分という審判員が100点のOK出した人しか映ったらあかんと思ってるんだろうか。あんたら、某女性タレントが不倫したところで1円も損失蒙ってないでしょうが。だいたい、チャンネル変えたらしまいやんか。意味が解らん。

 

以上、最近ちょっともやもやしてたことを殴り書いてみました。

 

続く。