自閉症の息子くんと、いっしょに。(仮)

息子が自閉症&知的障害と診断されて、色々考えることが増えました。家族4人一緒に暮らしながら感じたこと、考えたこと、とりあえず色々残していこうかな、と。

夏のあれこれ

さて、久しぶりに。この夏のできごとあれこれを。

しかしまたしても1ヵ月放置・・・いかん、このままでは月イチブログになってしまう。

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■水遊び
夏の前半はとても暑かったので、週末は家の前にビニールプールを出して水遊び。
水鉄砲に夢中な娘ちゃんは、放水の最長不倒距離に何度もトライして大喜び。
息子くんは、初回は嫌がってすぐにプールから上がってしまったけれど、
2回目からは慣れたのか、楽しげに過ごしてくれた。
特に何かをして遊ぶということはないんだけど、
僕やヨメはん、娘ちゃんが如雨露や水鉄砲で水をかけるとニコニコと笑った。


■療育
思いのほか仕事が暇にならなかった今年の夏。
結局、夏の間ヨメはんに代わって僕が療育に連れて行けたのは1度だけだった。

療育に通いだして5ヶ月。
最近は以前に較べて人の顔を見る、視線が合うようになっている。
以前は嫌なことがあると床に頭を打ち付けていたけれど、最近はほぼやらない。
その代りに、目の前にいる人に感情をぶつけるシーンが増えてきた。

感情を表に出せるようになるのは一つの進歩、発達の現れ、らしい。
でも、療育で周りの子ども達と較べてみると、
息子くんはまだまだ他人とのコミュニケーションの成立という点では
どうしても遅れが目立つ。
焦らないようにしよう、とは思うけど、道のりは遠い、のかなあ。


■帰省
夏の終わりに、2泊3日で静岡の片隅にある僕の田舎へ。
田舎といっても既に実家は人に貸しているので、滞在先は毎年恒例の、
地ビールが旨い温泉リゾート的なところ。
交通費も含めて、子供たちが大きくなるたびに出費も増える。
来月のカードの請求が恐ろしい。

娘ちゃんは前回来た時に大きいお風呂とレストランの食事が気に入ったようで、
今回もとても楽しみにしていた。そして十分に楽しんでくれた。
息子くんは大きなお風呂のありがたみは分かってくれなかったけど、
最近すっかり食べムラ大魔王な割にはまあまあ食べてくれたから良し。


■ちょっとカミングアウト
田舎では、親戚の家族に息子くんのことを公表した。
叔母さんは元々教師だったので色々な子供を長年見てきたこともあり、
「去年来た時にもちょっと『あれ?』って思ってたんだよね」とのことで、
何となくそうかもしれないとは感じていたらしい。さすが。
ごくごく自然に受け入れてくれたのでとても気が楽になった。


■海デビュー
田舎に帰省したついでに、ちょっと足を延ばして海水浴。
やはり安全が最優先なので、沼津の外れにある人工ビーチへ。

子ども達は二人とも海は初めて。
娘ちゃんは浮き輪に入れて足のつかないところまで連れいていくと大喜び。
ヨメはんと交代しながら延々と娘ちゃんを海に浮かべて遊んだ。

しかし息子くんは前夜めちゃくちゃ寝つきが悪かったこともあり、
全く興味を示さず、砂浜に降ろしてもすぐにだっこをせがむ。
そして案の定10分ほどで眠りに落ち、あとはバギーの上ですやすや。
結局引き上げるまでほぼ目を覚まさずに終わり。
パラソルからはみ出ていた足先が若干日焼けしただけの海デビューでした。

これまであまりアウトドアなレジャーをしてこなかったけど、
これだけ娘ちゃんが楽しんでくれるなら来年も来よう。
そして来年こそは息子くんも楽しんでくれることを祈ろう。


ということで、総じて結構楽しい夏でした。

続く。