自閉症の息子くんと、いっしょに。(仮)

息子が自閉症&知的障害と診断されて、色々考えることが増えました。家族4人一緒に暮らしながら感じたこと、考えたこと、とりあえず色々残していこうかな、と。

成長してきたかな?

ブログのデザインを変更してみました。

なんか改めて見たらとても暗い感じのフォーマットだったので、ちょっと明るく。

未だに使い方がイマイチ分かっていないので基本フォーマットから選ぶだけだけど。

ちなみにアイコンの写真は軍艦島の遠景です。祝・世界遺産登録。

 

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この週末は久しぶりに仕事が入らなかったので、

ほぼ1か月ぶりに2日間べったり子供達と過ごすことができた。

 

そんな中で感じたこと。

息子くん、療育の成果なのか、単なる偶然なのか分からないけど、

何だかちょっと成長したような気がする。

 

明確に数値で表せるものではないんだけど、

視線を合わせたり、初歩的なコミュニケーションが成立した回数が増えた。

遊びの内容もちょっと高度になってきた。

 

公園で遊んでいる時も、走り回りながら時々振返って、

お父さんやお母さんがついてきていることを確認して笑ったり喜んだり。

シャボン玉遊びをすると、単にシャボン玉に気づいて見つめるというだけでなく、

「今お父さんがフーッってして、何か出たやんな?」という顔でこちらを見たり。

自分で滑り台に登って滑り降りたり(後ろ向き腹ばいだけど)。

一人遊びしたり、部屋の中を歩き回りながらこちらの様子を見るシーンも増えた。

何きっかけか分からないけど、こちらの顔を見て、嬉しそうな表情でやって来て、

頭突きをかましてくることも

 

息子くんのアクションを真似したらすごく喜ぶ、というやり取りも何度もあった。

手を上げたり振ったり、首を傾けたりとかとても簡単なアクションだけど、

息子くんが行動する→相手がそれを見て同じことをする→同じことをした、という

事実を認識して面白く感じる、というコミュニケーションが成り立った、ような。

 

食事中のクレーン行動も増えてきた。

クレーン行動自体は自閉症の特徴的な行動と言われているけれど、

それすらも出ない時期が長かったことを考えると、

「○○したい、してほしい」という意識・欲求があって、

それを実現するために他者に対して働きかけをする、ということが増えてきたこと、

それ自体が喜ばしいことのように思える。

 

着替えの時の体の動かし方も変わってきた。

以前から簡単な指示(右足くださーいと言えば右足を上げる、とか)は

それなりに通じていたけれど、最近はもう少し高度な動きになっている。

Tシャツを脱ぎ着するときに、手に持ったおもちゃを持ちかえたりとか、

袖を抜いた後に自分でシャツを脱ごうと(着ようと)シャツを引っ張ったりとか。

 

なんか色々と感じることができた週末。

とても楽しく過ごすことができて、幸せである。

 

続く。