自閉症の息子くんと、いっしょに。(仮)

息子が自閉症&知的障害と診断されて、色々考えることが増えました。家族4人一緒に暮らしながら感じたこと、考えたこと、とりあえず色々残していこうかな、と。

発達障害啓発週間(遅ればせながら)

少し前、はてなブログの中で見つけたnanaioさんのサイトで、

下記のような記事がありました。

nanaio.hatenablog.com

 

息子くんが自閉症と診断されたことをきっかけにブログをはじめ、

発達障害自閉症などについての情報に触れることが増えてきたところだったので、

この勢いで「この啓発記事企画に参加してみよう!」と思ったのですが、

ついつい後回しになって案の定〆切に間に合わず。

でも本日(4/8)までが発達障害啓発週間ということのようなので、

遅ればせながら思うことを少しでも書いておこうかと。

啓発記事なんてカッコいいものではありません。ただの雑記ですすみません。

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この3か月ほど、自閉症発達障害に関する情報を目にする機会が飛躍的に増えた。

仕事中にふと立ち寄った売店のTVで流れていた夕方のニュースで。

体調を崩して駆け込んだ行きつけのクリニックの待合室の本棚で。

これまた行きつけのマッサージ屋さんの、レジ横に置いてあるパンフ台で。

仕事がらみで同僚から回ってきたポスターで。

( ↓ コレ ↓ )

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もちろん、この手のニュースが最近脚光を浴びたわけではなく、

恐らく流通している情報量そのものはここ数年と特に変わっていないはず。

それまで気にしていなかったニュースでも、

自分事として捉えただけで、入ってくる情報はこれだけ変わる。

当たり前のことだけど。

 

一方通行の啓発記事や広告、ニュースは、

結局のところ関心を持っていないほとんどの人たちにとって、

特に心にひっかかることなく、すぐに忘れられてしまう。

だから本当に大事なのは、自分事として捉えている僕たちが

周りの人たちに少しずつ伝えていくことなんだと思う。

そうやって伝えられた情報を、自分事とまでいかなくても、

身近な問題として意識してもらえる人が一人でも増えて行けば、

同じように流れている情報も徐々に世の中に浸透していくんだろう。

 

だから本当は息子くんのことも、

周りにカミングアウトしていくべきなんだと思うけど、

今はまだそこまで辿り着けていない。

ヨメはんは僕よりも世間が広いから、娘ちゃんのお友達のお母さんとかに

少しづつ伝えたりしているみたいだけど。

お父さんは悲しいかな、お友達がいないのですよ。

 

続く。